【保育者という「在り方」とは?】
今日は、静岡県駿東郡長泉町の
幼保連携型こども園あまねこども園さん
にお邪魔しました。
(以下、許可をいただき掲載しています。)
ナーサリーコーチングプログラム導入のためのご契約日でした。
静岡県第1号園さんとして、ナーサリーコーチング研修をあまねこども園・あそかこども園両園の0~2歳児クラスの先生が受講してくださいます。
園長先生とお話しさせていただく中でとても印象的だったことが二つあります。
一つ目は「相手が子どもであっても一個人として扱う」ことを大切にしていらっしゃる、ということ。
とかく私たちは、相手との位置関係が良くも悪くも気になることがあります。
(相手が)「子どもだから」「大人だから」「部下だから」「上司だから」
このようなカテゴライズする関係性の中で守れるものもあるのかもしれません。
そうしなければいけない場合ももちろんあります。
大切なことは、カテゴライズしたからこそ失ってしまうものがあることを理解した上でやっているかどうか。
相手が子どもの場合と大人の場合で自分の態度が変わるとしたら、それはどんな気持ちがあるからなのでしょうか?
例えば嫌なことをされた場合
大人相手だと嫌だと言えても、子ども相手だと「受け止めないといけない」と思ってしまう。
「子どものために」と考える方の中にはここで葛藤する方も多いのではないでしょうか?
またそれは、「本当に子どものために」なっているでしょうか?
二つ目は「人としての在り方が保育に現れる」と感じていらっしゃる、ということ。
園長先生は「無意識」という言葉を何度か使っていらっしゃり、ホームページにも保育者の思いとして、
「いつでもどこでも『保育者である』という自覚を持った保育者」
という言葉が出てきます。
このような考えは、私たちがコーチとして大切にしているものでもあり、園長先生がお話しくださる一言一言は、
まさにナーサリーコーチングが目指す場所とも重なる部分がたくさんありました。
私たちが無意識に出してしまっている言葉や雰囲気は
「こうしないといけない」と思って出せるものではありません。
だからこそ、「在り方」そのものを常に見直し、自分のありたい姿を目標にすることで
少しずつ、少しずつ理想に近づいていけるもの。
こうしたことを深く深く考えていらっしゃる園長先生がナーサリーコーチングを選んでくださったことが
とにかく嬉しかったと同時に、これからあまね園・あそか園の先生方とともに目標に向かってご一緒できることにワクワクと、背筋が伸びるようなドキドキと、いろいろな感情が私の中に生まれました。
ご契約という大きなお手続きが終わって気が抜けてしまい、最後にお写真を撮り忘れ、急いで戻ったのですが園長先生と入れ違いになってしまい、急遽主幹先生に入っていただくという・・・
大変失礼いたしました。
また、この日のためにナーサリーチーム上野代表はじめ、トラストコーチング事務局長峰さん、サポートとして金城コーチのお力添え、同行してくださった生地コーチ、そして出会いのきっかけをくださった営業部長高井コーチ、とてもとても心強かったです。
ありがとうございました!
- ホーム
- ナーサリーコーチング研修(静岡県あまね・あそかこども園様)
- ー 研修 活動記録
- ナーサリーコーチング研修(静岡県あまね・あそかこども園様)