
私はマザーズコーチングを学び、皆さんにお伝えしていますが、悩み、迷い続ける母でもあります
私はずっと、「子どもたちに寄り添った母でありたい」と思い続けてきました
だからこそ、コーチングを学び、自分とも向き合っているつもりです
ですがこの、
「子どもたちに寄り添った母でありたい」
という想いそのものも、私が育った環境の中で自分自身で作り上げた「思い込み」でもあるのです
例えば、子どもが学校に行きたくないと言った時、
私は子どもの考えを聞き、自分で答えを出すということをやってきました
こうなると当然、子どもには「『行く』か『行かない』か」選択しなければならなくなります
選択肢があるからこその葛藤がそこには生まれます
では、同じように学校に行きたくないと言った時、
「学校には行くものだから」と行かせた場合はどうでしょうか?
子どもには選択肢が「行く」しかなくなります
そこに、選択肢のある葛藤は生まれませんね
選択肢があって「行かない」を選んだ場合、子どもたちはどんな感情になるのでしょう?
ホッとする子も、罪悪感に苛まれる子も、いるでしょう
逆に、選択肢なく行かせた場合はどうでしょう?
「無理矢理行かされた」と思う子も、「やっぱり行って良かった」と思う時もあるでしょう
そう、子育てに正解はないのです
そして、お母さんが選択した方法が良かったのか悪かったのか、それがわかるのはずっとずっと先のことだと私は思うのです
子どもの声を聞くことが必要な時も、自分の信念を貫く時も、その両方でブレてしまっても、そうやって悩んで、迷って、苦しんで出した答えに対して良い悪いなんて誰が言えますか?
みんな迷いながら子育てをしています
迷っているように見えないお母さんも
自信に満ち溢れているように見えるお母さんも
子どもたちへの愛情が深いからこそ、悩むのではないでしょうか?
コーチングには、「アドバイスをしない」という大前提があります
ですから私は、講座を受けた時たくさん考えました
自分でもよくわからなくなるくらい、です(笑)
今まで考えたこともなかった事を聞かれましたから
自分が子育てにおいて大切にしている想いは何か?
どんな人生を送ってきたか?
その中で築き上げられた「思い込み」や「決めつけ」にはどんなものがあるか?
今、私は満たされているか?
そんなところを少しずつ少しずつ解き明かしながら
子どもたちとのコミュニケーションを考えていくのがマザーズコーチングの魅力かなと思います
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