絶対に達成したい目標がある方にはおすすめです。
一人でもできるセルフコーチングの本なのですが、私は毎日、みんなが起きる前の時間をこれに当てています。
人は「1日に6万回」自分との対話をしています
これは「鏡の中のぼく」授業をする時に子どもたちにも伝えていて、みんなびっくりしてくれます。
「自分との対話」というと少し抵抗を感じる方もいらっしゃる時はこんなふうにもお伝えします。
人は前頭葉(司令塔)で質問を作り、側頭葉(データベース)が答えを出す、これを1日に6万回繰り返します。
ただこの質問、無意識にしていることがほとんどなのです。
つまり、
意識していない部分で勝手に質問をして勝手に答えを出している自動運転状態
例えば靴下を履くとき、いちいち「今日はどっちから履こうか?」とはならないですよね?
脳が勝手に「左から」と答えを出して、それに基づいて行動しているわけです。
この自動運転は、私たちがこれまで生きてきた過程でカスタマイズされていくわけですが、この自動運転をしているうちは当然ながら、同じことを繰り返して生きていきます。
そしてたまに「靴下は右から履くと運気が上がるらしい」なんてことを聞くと、数日は右から履きますが、いつの間にか無意識に左に戻っていた・・・というような経験はありませんか?
この自動運転はなかなか厄介で、
現状維持バイアス
というこれまた脳のシステムが作動しています。
「この選択で生きてこれたんだから、これが正しいよ!これ以外は命を脅かすかもしれないからこのままいこうよ!!」
と声高に叫びます。
そうすることで、これまでと同じ、安心安全な場で居続けることを選択するわけです。
これが三日坊主の仕組みでもあります。
コーチの役割
ここに、新しい質問をするのがコーチの役割です。
「運気を上げるために靴下を右から履き続けたい」と思うクライアントに対して
「なぜ運気を上げたいの?」
「運気を上げてどうなりたいの?」
というようなことを自然と自分で考えられる状態を作っていくのが、コーチ。
継続できるようにもサポートします。
これを自分で行うのが「セルフコーチング」です。
ただ、新しい質問を自分にし続けるのはなかなか難しいことです。
なぜなら、その質問のほとんどは無意識下で行われているから。
この本はトラストコーチングスクールの代表である馬場啓介氏が20代の頃に書いた本だそうです。
この無意識下で行われる前頭葉と側頭葉の間にどんなふうに割って入るのか?
どんな意識を持って目標達成に向かえばいいのか?
今、絶対に達成したい目標がある方にはぜひお試しいただきたい内容となっております。
日本を代表するトップコーチが実践してきた
絶対に失敗しない圧巻のセルフコーチング