
「正しい言い訳」とは?
目標を達成する過程で、人はさまざまな言い訳を作っていきます。
「忙しいから」
「この作業が終わってから」
「あの人がいるから」
心当たり、ありますか?
私には、あります(笑)
目標を達成するとき、必ず「ワクワクする目標にしてください」とお願いしますが、
なぜ、ワクワクする目標を設定したはずなのに「言い訳」を作ってしまうのでしょうか?
それは、その目標が自分の「コンフォートゾーン」つまり安心安全な「快適空間」の外にあるからです。
安心安全な場ではないということは「不安」になる、ということ。
トラストコーチングでは、この「不安」が大きなキーワードになってきますが、不安が行動を止めてしまうことは多々あります。
不安から逃れるために色々な言い訳を自分で作って、目標達成を阻止しようとするのです。
目標達成への道は、この「ワクワク」と「不安」をいかにコントロールするか?が鍵になるのかな、と思います。
「ワクワクを常に感じること」
「不安」をまずは認識すること
ワクワクを常に感じること
これは、タイプによって感じ方が色々です。
「この目標のことを考えるとワクワクしますか?」
と聞いて、イメージできる人もいればちょっと引いてしまう人も(笑)
ちょっと引いてしまう人は少しベクトルを変えてみましょう。
きっとワクワクにつながるキーワードが出てくると思います。
「不安」をまずは認識すること
このブログでも何度もお伝えしていますが、「認識する」というのはとても難しいことです。
一つは無意識の不安はなかなか自分では認識しずらいから
もう一つは、その「不安」についてジャッジしてしまうから
ジャッジをせず、フラットに
「私はここに不安を感じているんだな」
と捉えられるようになったとき、とても心が軽くなった経験が私にはあります。
「正しい言い訳かもしれない」の視点を持っておくことの重要性
正しい言い訳をしてはいけない、というわけではありません。
自分を守るための言い訳ですから、「してはいけない」と思った瞬間に苦しくなってしまいます。
ただ、「言い訳かもしれない」という意識を持つと、そこからまた自分の中での対話が始まり、より深く、自分を知るきっかけにもなっていきます。
ですが私は今でも、途中でこの対話が止まってしまうことがあります。
これは私の経験からですが、自分との対話は、少しずつ少しずつ、深くなっているような気がしています。
継続は力なり。
自分をより深く知ることが、自分の大切な人のことをより大切にできることとイコールだと考えれば、
諦めずに考え続けることこそが、大切な人を大切にする一歩、なのかもしれません。