ナーサリーコーチング トライアル研修〜「伝える」「聴く」どちらにも大切なこととは?〜

2024年9月7日(土)、名古屋市内の保育園さんにて、土曜日のお昼寝タイムを活用して、ナーサリーコーチングトライアル研修を実施させていただきました。

土曜日のお昼時間、お休みの先生はわざわざ出勤していただいての開催となり、さらにこちらの園さんで、こうして全員が集まって園内研修をするのは初めてとのことでした。
栄養士さんも参加してくださり、特に栄養士さんが入ってくださったグループでは、普段お話しする機会はあまりないそうで、とても会話が弾んでいたのが印象的でした。

先生方のご感想を一部ですがご紹介させていただきます。

「少しの時間でも日々考えていこうと思います。」

「コミュニケーションについて、改めて意味を考える機会になりました。」

「相手のことを考えながら話す意識を持てました。」

「普段話せない人と話せたことも良かったです。」

「意見や想いを出し合うことの大切さを感じました。」

「研修をきっかけに、少し悩みがスッキリしました。」

「コミュニケーションについてゆっくり考える時間が持てて良かったです。」

こちらの園さんは雰囲気もとても良く、私がイメージしていた「コミュニケーションに課題がある園さんの先生方」の雰囲気とは全然違っていて、普段からコミュニケーションを意識して取っていらっしゃる印象でした。

今回は「聴く」と「伝える」というテーマで実施させていただきましたが、いろいろな場所で園長先生とお話しさせていただく中でも

保育園の先生って優しい人が多いから、言いにくいことが言えなかったり、より良い保育を目指すためのフィードバックとなるとなかなか伝えにくい雰囲気がある。

ベテラン先生から新人先生にアドバイスすることはあっても、新人先生が気づいたことを伝えるのはかなりハードルが高い。

というお話はよくお聞きします。

「聴く」と「伝える」

全く違う行動ではありますが、コーチングコミュニケーションを学ぶ中で、私の中でこの二つは同じところを大切にするものだと感じています。

今回は実践も織り交ぜながら進めていたのですが、とにかく楽しそうに先生方が学んでくださり、研修後の質疑応答でもたくさんのご質問をいただきました。

この園さんに通う子どもたちはこんなにも素敵な先生方に囲まれて育っていくんだな、保護者の皆さんもきっと安心を感じていらっしゃるのではないかなと想いを馳せておりました。

また、園長先生からは

「この研修を活かす取り組みを考えていきたいと思います。コミュニケーションが満足いけば大概のことが楽しく進んでいき、前向きな気持ちで仕事も人生も上手く進んでいくと思っていますので、皆でそんな園の雰囲気を作っていけたら」

とメッセージをいただき、胸が熱くなりました。

コミュニケーションはいつだって重要度は高いけれど緊急度は低く感じられてしまうもの。(むしろ緊急度が高くなってしまってからでは修正が難しい・・・)

形のない「コミュニケーション」が子どもたちにとってどんな影響を及ぼすのか?

子どもたちにとって「身近な大人」がコミュニケーションを学ぶことの重要性とは?

そこにアンテナを立ててくださる園さんに対して、私たちは全力で、精一杯の努力と準備をして研修に臨みます。

そういえば先日、ご案内のためにお電話した先で、「商材は何ですか?」と聞かれました。

私たちの商材は、わかりやすいところで言えば「園内研修」なのですが。とどのつまり、「私たち講師の在り方」なのではないかと思っています。

なぜかと言うと、ナーサリーコーチングにはテキストもあり、研修内容はトラストコーチングスクールやマザーズコーチングスクールで学んだことがベースとなりますのでそれだけで価値のある内容ではあるのですが、これらを「誰が」「どのように」伝えるか?が最も重要だという責任を感じながら実施しているからです。

「伝わったことが伝えたこと」

ここに全力で向き合う努力を日々しているからです。

・・・と書きながら勝手にプレッシャーを感じながら、日々精進しています笑

ちょっと興味が出てきたぞ、という方はぜひご連絡お待ちしています。
最初から「結婚してください!」とは言わないのと同じで笑
まずは課題やご予算など、ご相談させていただけたらと思います。

東海4県(愛知、岐阜、三重、静岡)であればどこへでも参ります。

その他の方はzoom等にてお話しさせていただけたらと思います。(場合によってはお近くのナーサリーコーチトレーナーをご紹介させていただきます。)

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