授業「鏡の中のぼく」は生徒の皆さんの「その瞬間」との一期一会

昨日、中高一貫校である滝学園土曜授業にて
絵本「鏡の中のぼく」を使った授業をお届けしてきました。

今年で3年目になる滝学園さま。

毎回、事前にテーマを見て興味を持ってくれた皆さんが参加してくれます。

授業が終わったあとに参加してくれたお一人が

「今日は肩の力を抜いて、自由に考えられた」

と教えてくれました。

今日のテーマは「『自分を応援する』を考える」

「自分の中にある『応援の言葉』をできるだけたくさん書き出してみましょう!」の問いに、

たくさん出てくる人
誰かを思い浮かべて書く人
いつも自分にかける言葉を書く人

いろんな人がいる中で、

「かけてあげたい言葉があるけど、そうすると甘えちゃう時はどうしたらいいですか?」
と伝えてくれた人もいて

私が一つ二つ質問をすると「そっか・・・」と呟いて
彼女は書き始めてくれました。

彼女はどんな応援の言葉を書いたのかな。

そんな中
なかなか書き出せない人も。

最初は、書き出せるように声をかけていたのですが・・・。

自分と向き合うタイミングは、自分で決めたらいい

私はふとそんなふうに感じたので
授業の最後に皆さんにそう伝えました。

そもそも私が向き合ったのは40歳過ぎてからですしね笑

子どもたちは、日々たくさんの制約の中で生きています。
その中で工夫する力、考える力が育まれていることも確かです。

ただ、無意識に
「こう言われたからこうする」
「前からそうだからそうする」

みたいなことも世の中にはたくさんあります。
抗おうと思っても、その選択肢すらなかったりします。

現に、授業の最後に伝えた言葉に
先生は驚かれていました。
「これから自分と向き合っていきましょう!で締めるのがセオリーですよね」と。

ただこれも、教師という立場だからできることもあり、
教師ではない、私たちだからできることもあります。

子どもたちのために、
わたしたち大人ができることを
それぞれの立場で考え続け、
伝え続けていく。

子どもたちは自由に
とにかく自由に
いろんなことを感じて生きてほしい

・・・と言いつつ、
帰ってゲーム三昧の子どもたちに
「おい・・・」
と思っているのは紛れもない事実です笑

今回も、参加してくださった生徒の皆さん、
いつもサポートしてくださる担当の先生
一緒に参加してくださった教育実習の先生

そして模擬講座でたくさんのフィードバックをくださり
個別でも応援してくださったコーチ仲間の皆さま

朝ごはんを自分で勝手に食べてくれる子どもたち

たくさんの皆さまに支えられ、
今回も無事にお届けすることができました。

ありがとうございました!!

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